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長野修平のWOOD and NATURE LIFE「裏山野草の保存食づくり」
《長野修平のWOOD and NATURE LIFE》
本日は『裏山野草の保温食づくり』というテーマで、紹介をさせていただきます。
写真と併せてぜひご覧ください!
~以下、長野氏コメント~
我が家の裏山や母屋の周囲は自然の草木がいっぱいです。四季を通じて様々な草木の芽吹きや成長が目の前に広がってくれます。その中には摘み草などとして食用になるものも多く自生します。その中には保存食にするものもあり、今回はその中でも瓶詰め保存しているものを紹介していきます。
動画では採取から作り方までを紹介したのは初秋の3種類の瓶保存食です。
秋の天然のみょうがとカキドオシという野草を詰みました。秋のみょうがはとても大きくふっくらしていて食べやすいです。また、秋の摘み草は春のように柔らかく香りもいいのが特徴です。
「みょうがの三升漬」は米麹、みょうが、醤油、青唐辛子を混ぜて作る北海道の常備菜。温かいご飯や冷奴に。
「みょうがとカキドオシのサルサベルデ」は南米の唐辛子と野草をニンニクとオリーブオイルで混ぜたもの。パンやサラダに合わせるのが好きです。
「カキドオシのジェノベーゼ」は野草に胡桃、オリーブオイル、ニンニク、塩胡椒を合わせたパスタソースです。
他には山椒の新芽や実、フキやフキノトウ、カンゾウの若芽や蕾など裏山や母屋の周囲に自生するものを草刈りの合間に、見つけては採取して保存食にします。そして冬枯れの時期に、毎日少しづついただくのが我が家のWOOD and NATURE LIFEになっています。
我が家の様々な瓶詰保存食。いつも食卓横の棚に並べてあり、いつでも食べられるようにしています
母屋の下、一面に自生するカキドオシという野草。生のままハムやチーズの付け合せにも。スッとした風味がとてもいいです
秋の野草を使った瓶保存食3種
収穫した秋の野草のミョウガとカキドオシ
まずは湧き水でサッと洗い、水気を切ります
野草は洋食にも合うピクルスにすることが多い。薬酒に向いた実は35℃の焼酎に漬けます
4月ごろに摘む山椒の新芽は醤油だけで煮詰めます。数年寝かせたものがまろやか。5月の若芽は娘らも大好きなパスタソースにします
収穫のそのままを色々と楽しみたいものはシンプルな保存法で
5月の山椒の若芽摘みは、花山椒も楽しめます
大収穫の山椒の若芽。カゴに入れて摘むと葉が蒸れず、鮮度が保たれます
摘んだ山椒の実は娘らと、実の軸を1つづつ丁寧に取ります
モミの木の新芽は北欧で生のままサラダにも載せます。これはまだ開く前だったので塩を入れたオリーブオイル漬けに
採取した春一番のカンゾウの若芽
梅雨明けの頃に摘んだカンゾウの花の蕾。ピクルスにする他、酢の物やフライにも
春一番の野草摘みはフキノトウから始まります
大収穫のフキノトウは保存食の他に天ぷらや汁の実にします
初夏の野草の蕗は伽羅蕗にします