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《学校の木のしおり・樹木名プレート活用の紹介》 新潟県 長岡市立四郎丸小学校
四郎丸小学校では毎年地域の森「赤城コマンド」で、入学した年に植樹を行い6年生が手伝う活動を行っているそうです。今年は植えた木のプレートを6年生が作成し、しおりは全校生徒の皆さんに活用いただき植樹した木について知識を深めていただきました。
・長岡市の東山に位置する「赤城コマランド」は、冬は1mを超える積雪があるため、支柱は不可欠です。また幼い苗木のため、ひもでくくりつけることができません。そこでプレートを縦に使用して支柱に固定し、積雪にも耐えられるようにしました。
・当校で20年以上続けている植樹ですが、1年生のときに植えた木の成長を6年後に見る喜びは格別です。これまで自分が植えた木の目印として、添え木の支柱に名前を記してきましたが、今年度はその支柱に、いただいた樹木名プレートを設置しました。
・近年の気候変動により、森に適した木の種類にも変化が見られます。自分たちが植えた木の名前、特徴について関心をもつことができました。
・しおりは、森にある木々の中でも、今回植えた「トチノキ」、6年前に植えた「エゴノキ」、1年生が生活科の学習「秋探し」に活用できるよう、どんぐりの実をつける木を選び、しおりを作成していただきました。6年生が1年生と交流する際の事前学習として、また植樹後の森散策で活用しました。
・1年生は初めての植樹をして、楽しそうに植えていました。周りには四郎丸小学校の人たちが植えたトチノキがすごく立派に育っていました。1年生と一緒にコマランドで植樹をしました。僕はなるべく1年生に植えさせてあげようとしました。トチノキが成長して大きく育ってほしいです。1年生とドングリや松ぼっくりを見つけました。特にドングリはとてもたくさんありました。
・今年度は6年生がプレートを作ったことにより、より学校の森、地域の森という思いが強まったように感じます。また、森に植えられた木を紹介するしおりをもとに、1年生と交流したり、自分たちが植えたきについての知識を深めたりすることができました。
などの感想をいただきました。
※ニッセイ緑の財団では身近な自然に目を向ける活動の一環として、学校オリジナルの「木のしおり」と“ニッセイの森”の間伐材を活用した「樹木名プレート」の寄贈活動を行っています。
http://www.nissay-midori.jp/topics/details/331