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《「外来カミキリムシの生態と防除対策」研修会の動画が公開されています》
近年、侵略的な外来カミキリムシ類の国内での発見が続いており、サクラやカエデ等の樹木への被害が拡大傾向にある中で、被害の早期発見と迅速な防除が課題となっていますが、森林づくり関係者に対する周知は必ずしも十分な状況ではありませんでした。
このような中、(一社)林業薬剤協会では、(一財)日本森林林業振興会の助成を得て、(国研)森林研究・整備機構/森林総研/昆虫生態研究室長の加賀谷悦子氏による「外来カミキリムシの生態と防除対策」と題する研修会を開催し、その動画を公開しています。
外来カミキリムシやその被害の特徴が平易に解説されていますので、皆様の視聴をおすすめいたします。
https://youtu.be/6gNRLkALlsQ?si=NfnaGQKOnhjMX8rA&t=1
多様な樹種を植栽している全国の“ニッセイの森”においては、現在のところ外来カミキリムシによる被害は確認されていませんが、ニッセイ緑の財団は、全国各地の関係者とともに今後の被害に備える観点から林業薬剤協会による普及啓発活動に協力しています。