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《クラフト作家 長野修平のWOOD and NATURE LIFE~「コウゾの枝のハンガー」》
本日は『コウゾの枝のハンガー』というテーマで、紹介をさせていただきます。動画と併せてぜひご覧ください!https://www.facebook.com/nissaymidori/videos/5719437471439582/
https://www.instagram.com/p/CibgAR4jPbl/
~以下、長野氏による解説~
秋に入ってくると裏山は今年伸びた枝木で覆われてきます。景観や風通しを考えて除伐や枝打ちをしていく季節の到来です。特に勢いが良いのがコウゾの木。初夏にオレンジ色の甘い実をつけたりしてくれた今年の枝は2メール以上にも伸びています。そんな枝や幹を除伐した素材から、今回はハンガーを作ります。コウゾはカーブした形やバランスのいい枝分かれが多く、乾燥するとほどほどに丈夫で軽く、ハンガーにピッタリです。また9月いっぱいくらいまでは皮が剥けやすくスッキリした姿のハンガーが作れます。丁度いいカーブやへの字の枝は服の掛かる部分、くの字の枝は引っ掛けるフック部分になります。その2本が交差する部分へ溝を作り凧糸で縛る(角縛り)とフックが回転して向きを自由変えられるハンガーの完成です。森の木が描いた枝ぶりには同じ形が無く、見ていても使っていても楽しいです。身近な自然の素材でちょっとした暮らしの雑貨を作ってみる。そんなWOOD AND NATRE LIFEを楽しんでみてはいかがでしょうか。
-長野修平氏について-
長野氏は「アトリエNature Works」を主宰し、全国でワークショップや作品展示などを行なっています。ワークショップでは自然素材を使った作品の作り方の紹介や、作成体験を行っています。